君にgoing crazy

Can't take my eyes off Raul

 

ブログの書き出しってどう始めればいいか分からないね。分からないので分からないという書き出しで始めます。

 

なんでブログを書こうと思ったのかと言うと大好きなラウールくんのミラノファッションウィーク(MFW)とパリファッションウィーク(PFW)についての振り返りや考えたことをまとめて残したかったから。

 

私は高校生の頃から何か事あるごとに文章をメモに残していたのだけれど、どんどん埋もれていってしまってなんだかなーと思っていたのでブログに残してみました。

 

別に誰かに見てもらおう!ていう訳ではないんだけど、記録のためね。

 

 

 

そこには晴れた眼差しで手を振る彼がいた。

正直、今年のPFWはどうなるんだろう…と不安でした。というのも、昨年事務所がゴタついていて、所属タレントに罪は無いけれど、活動にかなりの影響を及ぼしていたからです。

 

もしかしたら今年は無いかもしれない。今この一瞬一緒が大事なのに…と思っていましたが、飛び込んできた情報はまさかのミラノコレクション…!!パリの前にミラノが来た…!1年前の夜、パリの極寒の空気に触れて赤く染まった頬、期待と緊張を孕んだ目で立っていた彼は今、晴れたミラノでカメラに笑顔で手を振っている。

 

もしかしたら今年は昨年よりもっと大変だったかもしれない。私達が想像つかない程の困難に見舞われたかもしれない。

 

でも、彼はずっとずっと強かった。

 

それはもう、誰よりも。

 

 

 

「ラウール旋風」

 

今年はパリだけでなくミラノにも参加、7ブランドのフロントロウに招待され、日に日に彼を追っかけるメディアは増えるばかり。

 

自ら新たな道を切り拓いたラウールですが、とはいえ本職はアイドル。

 

この事務所に所属しているタレントのファンは特にですが、海外進出よりは日本での活動を望む人は少なからずいます。

 

自分が推しているアイドルがいきなり海外へ行き、脚光を浴びている姿を見れば、遠くの世界に行ってしまったのではないかと不安にもなる。

 

しかし、ファンは真っ直ぐに彼のことを、彼のやりたいことを応援した。その結果がWWDでも報じられた「ラウール旋風」だった。

 

 

 

 

僕はずーっと僕のままです。これからも。

 

今思い返せば、そういえば海外活動は賛否両論ありそうだったけど批判なんて目にしなかったな。

と思ったくらいだった。それだけ夢中で応援したし皆が応援していた。

 

1年前、初めてパリコレに出たとき、インスタライブでラウールはこう話した。

 

 

結構僕はすごい大チャンスを頂いたじゃないですか。

海外で仕事できるっていう。

その瞬間瞬間に全身全霊を捧げ続けた

1週間だったんでその場に応じた

最適なパフォーマンスをしてきたつもり。

それらをひっくるめてアイドルなので。

からしたら新鮮なシーンとかも

あるかもしれない。

僕は僕として何も変わってないと言うか。

それだけは伝えたい。

僕はずーっと僕のままです。これからも。

 

 

パリコレに出るなんてとんでもない晴れ舞台、大出世を果たしたのにも関わらず、ラウールは冷静に立場や状況を分析してその場その時に必要な言葉を届けた。

 

誰も取り残さない。

あぁ、そうだ。彼はそういう人だった。

 

ラウール旋風と呼ばれるほどにファンが一致団結し、情報を拡散したり、メディアが出したTikTokやリール、インタビューの再生回数を伸ばせたのは、

彼のそういう説明があったからだと思う。

 

彼はファッションウィークが終わったあと、この盛り上がりについて、ブログで「ファンのおかげ」だと話したが、それはラウールのパフォーマンス力や語学能力はもちろんラウールの聡明さに突き動かされたから。

 

ラウールは「聡明」という言葉がぴったりなんだ

 

ラウールが洋服を着て創る世界観が素敵だから、たくさん勉強した語学で想いを自分の口で伝えられるから、メディアの人も注目したんだろうし、ファンも拡散したの。

 

でも、どこまでも謙虚な君は、また「ファンのみんなのおかげ」と言うんだろう。

 

 

 

KOL、そして未来へ。

 

今回この「ラウール旋風」はWWDに「一番理想的なKOLとブランドの関係」だと称賛された。

KOLとはKey Opinion Leaderの略で、「その特定分野で専門性を持つインフルエンサー」と言う意味だ。

 

ラウールがファッションウィークに参加するにあたって、ファンはとにかくファッション業界やブランドについて調べた。

 

私も例外なくその通りで、今まで知らなかった知識が増えていくことが純粋に楽しかった。

 

ラウールがファッションウィークに参加していなかったら、ファッションの奥深さを知らずに生きていたと思う。

 

ラウールが創り出した7ルックの世界観、ミラノの景色もパリの景色も全部ぜんぶ、彼のセンスと才能と想像しきれない努力が見せてくれた。

そして、自分も好きなファッション、デザインを大切にしようと思った。

 

こうやって、ファッションという高尚な文化が、今日まで続いてきたのだから。